インド女子旅行記⑦〜ダージリン編Ⅲ 工場見学〜


ダージリン茶園 工場見学の日

朝目覚めると、少し霧がかった空気が太陽の光をやわらかくしていた。横を見ると友人の姿がない。

ゆっくりと身支度をしていると彼女は戻ってきた。日の出の写真を撮りに行ったらしい。お寝坊な私もこれで美しい日の出を拝めることができた。ありがたい。

ダージリン茶園から望む朝日。
ダージリン茶園から望む朝日。

ホストファミリーのお母さんと一緒に朝ごはんを食べ、今日は工場に見学だ。

昨日ファームで見た茶葉たちがどんなところで加工されるのか楽しみだ。

2、3分歩いて工場へ。しっかりと衛生管理のため、もらったマスクとキャップをつけて。工場の中に入るとまだ初期の加工段階なのに、ティーの芳醇な香りが満ちていて驚く。

昨日と同じ案内人が丁寧に案内してくれた。私の質問が多すぎてもちゃんと答えてくれる彼は、本当に優しい目をしている。必死でメモも写真もたくさんとった。

驚くことに昨日空港まで迎えに来てくれた人が、最後のお茶を袋に詰める工程にいた。彼も気づいて手を降ってくれた。ここではみんな色んなことをかけもつのかもしれない。

柵にみんなで寄りかかり、かじりつくように作業を見ている。
柵にみんなで寄りかかり、かじりつくように作業を見ている。
揉んだ茶葉を約一晩寝かせて発酵させている。
揉んだ茶葉を約一晩寝かせて発酵させている。

辺りはガシャガシャガシャガシャ・・・と忙しく働く機械の音が途切れることなくつづく。主なマシーンは殺青(さっせい)と言って、加熱して茶葉の発酵を止める時に使うものや、葉の大きさでグレード分けするものなど。細かい葉は自動的にティーバック用に回される。こういう機械の存在は量産するのに大きいだろうなと思う。

葉の大きさごとに振り分ける機会。
葉の大きさごとに振り分ける機会。
最後の袋詰め。お茶のすごく良い香り。
最後の袋詰め。お茶のすごく良い香り。

その後、茶園のオーナーさんを少し待ってから、みんなでティーテイスティングの時間。スプーンですくったティーを思っ切りズズーーッ!と音を立てて吸い込む。ワインのテイスティングのように。結構顔の筋肉を使う。

ティーのテイスティングを楽しむ。
ティーのテイスティングを楽しむ。

満月の日に摘んだティーとか、ダージリンの緑茶とか、白茶とか、ウーロン茶(ダージロンって言ってた。w)とか、珍しかったり高価なティーまで楽しめた。どれも味と香りが全然違った。

最後になぜかオーナーさんが何の木を植えたい?とみんなに聞いてまわった。

良くわからなかったけど、みんなリンゴとかオレンジとか言ってた。私は「お茶の木」というと、それなら!とお茶の木の種をくれた。これは持って帰ったら違法なのでは?(笑)と思った。しかし言ってみるもんだ。

茶の木の種。やっぱりツバキ科だから種が似てる。
茶の木の種。やっぱりツバキ科だから種が似てる。

とても力強くて魅力的な出会いに感謝。ちゃんとテイスティング用の茶葉をたんまり買い込んだ。

お会計時の計算で驚くことが。私の計算間違いで支払おうとしたお金を「多いぞ!多く払い過ぎないでくれ!」と言ってきたこと。インドに来てこれまで、いかに日本人から金を絞り出してやろうかという人たちに、たくさん出会ってきたから、本当びっくりした。ネパール系インド人最高!

さぁ、次回は極上のダージリンホテルに泊まったお話をしましょう。さらに数時間かけて標高高く登っていきます。お楽しみに。